海月の本棚。

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ダラス・バイヤーズクラブ

アマプラに入ったので映画をたくさんみようかなーと思って、映画公開されたときに観に行けなかったダラス・バイヤーズクラブを観ました。

アマプラで観たけどこれは有料レンタルで400円でした。

レンタルだと借りれる期間は一週間あるけど、一度再生すると視聴できるのは48時間なので、もう一度見たいときは連休の日じゃないと厳しいかも。

 

 

 

 

 

 

あらすじ

ダラス・バイヤーズクラブ』とは、2013年のアメリカ映画で、エイズ患者ロン・ウッドルーフの実話をもとに描いている。仕事中の事故で病院に搬送されたロンは、検査の結果、エイズで余命30日と宣告される。彼は独自にエイズについて勉強し、アメリカで未承認の薬を海外から持ち込んで会員に提供する会社「ダラス・バイヤーズクラブ」を立ち上げる。監督はジャン=マルク・ヴァレが務め、主人公のロンをマシュー・マコノヒーが演じ、ジャレッド・レトジェニファー・ガーナーらが共演した。

 

【感想】

主演のマシュー・マコノヒーが役作りで20キロの減量をしたという情報だけで観たいと思った映画だったのであらすじも何も調べずに見たのだけど、20キロも減量したのも凄いことだけど、そんな表面上の事だけじゃない凄さがあった。マシュー・マコノヒーはイケメンだけど、イケメンに見えないの。

退廃的な生活の中で酒と女とギャンブルに明け暮れるカウボーイで、不摂生な生活で瘦せこけて荒んだ空気を纏った男の人だったの。それが、エイズで余命が30日と宣告をされてから、生きるために戦い出すの。急に人が変わったかのように自分で治療薬を探し始めて治療法の研究を始める。余命は30日でもいろんな国々を飛び回るの。退廃的な生活を送っていた男とは思えないほど、ある意味では真面目になってくし、ビジネスパートナーや主治医の女医さんと関わっていくうちに誠実で優しい人物に変わっていくのが自然と描かれていて、最初は荒んだ人物に見えていたのに、どこからこんなにいい人っぽく変わっていったのか分からないの、それすごく不思議。

この物語はエイズ患者の悲しくて辛い闘病記じゃなく、生きる意味を見出した男の話で、主人公のロンは生きる目的を見つけてから、体は病に蝕まれていても力強く前に進み続けていて、見ていると少し切ない気持ちにもなるけど、とても爽やかな気持ちになれるお話だった。

アマプラでレンタルしたから48時間しかなくて、2回しか観れなかったけどまだ何回も観たいので円盤買う!

【追記】

ドラマチックに描かれているから完全にフィクションだと思っていたら、実話を基にしたお話だったという事を後から知ってビックリ。

 

【追記2】

主人公のシュー・マコノヒーの吹き替えが藤原啓治さんでした。